ノヴェッロ解禁前日にこんばんは。
御殿場駅前Bar QUEST@マスターでございます。
現在ワタクシは大慌てで・・・・
特に何もしていません。
準備するのもワイングラスと生ハム用のお皿だけですし、
そもそもワインも4種類2本づつですから
そんなに大掛かりじゃないですしね。
定着してくれれば盛り上がるんでしょうが、こればっかりはね。

さて当店話題の「ノヴェッロ」や
巷で大騒ぎしております「ボージョレ・ヌーボー」
どちらも今年採れた葡萄をワインにいたします。
「そんなに早くできるものなのか?」疑問に思いません?

日本酒は秋に収穫したお米がお酒となって店頭に並ぶのに
約9ヶ月かかっています。
日本酒に関しては「糖化」の作業が余計に加わるため
ワインと同列には比べられないのですが、
それでも短い。

これはちょっと特殊な製法で作られておりまして、
「炭酸ガス充填法(アペラシオン・カルボニック)」といいます。
通常は収穫した葡萄を絞り、ジュースにしてから酵母を加えるのですが、
早飲みのワインは葡萄を粒のまま密閉し、そこへ二酸化炭素を注入。
かなり無理矢理アルコール発酵させてしまいます。
ですから葡萄本来の香り、酸味が残るフルーティーなワインとなるわけ。

さて今年のワインの出来はいかがでしょうか?