おかげさまで忙しくさせていただいております
御殿場駅前Bar QUEST@マスターでございます。
いつもの年は結構ピーピー言っているんですが
今年の10月は忙しいですね。
その代わり7月8月はどうしようかと思いましたけどね。

さてそんな訳で、
毎年秋のお楽しみ「ノヴェッロ解禁」ですよ。
で、これほど好評なのに、ナゼノヴェッロが
ボジョレーのように一般に浸透しないのか?
憶測ですが次のことからなのでは?と考えます。

1.1種類だけ用意すればいいものではないから。
ボジョレーヌーボーは「ボジョレー」と言う単一の地域で
「ガメイ」と言う単一の品種で作られています。
つまり生産者が変わっても、そんなに大きく味が変わることがない。
なので単一銘柄だけ置いておけば事足りますが、
ノヴェッロではそうはいかない。
沢山の人に1杯づつ売れればいい商品ではないですからね。
2.「売るため」の知識が必要。
「どの地区」の「どんなブドウでも」使っていい新酒ですから、
イタリアの地区の知識、ブドウ品種の知識などが必要になってきます。
アルバイトや浅い知識ではなかなか難しいでしょう。
3.楽しむための土壌が必要
お客様に「ワインを飲む」と言う選択肢が存在することが必要です。
ボジョレーは話題の一つとして一杯ぐらいは売れるでしょうが、
ノヴェッロは「飲み比べ」がキモだと思っています。
最低でも3~5杯召し上がっていただかないとその面白さを理解しづらい。
居酒屋、スナック、コンビニではちょっと展開が難しいでしょうね。

今年の新酒も楽しみ楽しみ♪