もうすでにエアコンを使っている店内より
表の方が涼しい御殿場駅前でございます。
「総合火力演習とともに御殿場の夏は終わる」
とはよく言ったものです。
今宵もようこそ、Bar QUEST@マスターでございます。

毎年この時期にやっております24時間的なアレ、
そう、アレです。どんな意味があるのかよくわからない
24時間走ったりするアレです。
出演者に対するギャラなんかで毎年叩かれているようですが、
コンセプトとしてはいいんじゃないでしょうか?
この番組があったからこそ弱者救済が叫ばれて、
点字ブロックであるとか、障害者用駐車スペース、
盲導犬、介助犬の認知、音声案内などが
日常的に見ることにつながったと思います。

ただ、障害のある方たちを「かわいそう」だとするのは
間違っているような気がします。

非常に突拍子も無い事で例えますが、
この世界に「有翼人種」が現れたとします。
個人差はありますが10mぐらいの高さまで、
時間にして15分ぐらいなら飛べるとします。
そしてあなたは「翼のない人間」です。
では質問、
あなたは自分のことを「かわいそうな人」だと思いますか?

障害を持っている人は「障害があること」が日常です。
目の見えない方は「光がない」ことが、
耳の聞こえない方は「音のない世界」が「普通」です。
それを「かわいそうだ」とするのは健常者のおごりなんではないかと考えます。

だからといって「私は手助けしない」と言っているわけではありませんよ。
「社会的弱者」であることには変わりありません。
「かわいそうだから」助けるのではなく、「大変そうだから」助ける。
その心持だけでもだいぶ違うんじゃないかなって思います。

なんか今日は硬いな(笑)